MRTで行く 「岡山グルメ」の旅
撮影/Carter
【◎文/李暁萍 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Carter】
高雄MRTレッドラインの岡山駅(RK1)が、正式に開通した。MRT岡山駅からレンタサイクル「YouBike」やバスに乗り換えて、岡山市內のグルメを気軽に楽しもう。
◎溫度剤
岡山市內の「溫度剤(Temperature Studio)」は、ミシュランガイドに掲載された小さなディナーレストラン。メニューはなく、座席數は6席だけ。メインシェフの李宥均(アレン)さんは、中學生の頃に料理に目覚め、臺北のファインダイニングで修行を積んできた。現在は、自分で毎日仕入れる新鮮な食材や龍眼蜂蜜、豆板醤など地元岡山の特產品を使った精緻な家庭料理を主に手掛け、「一味違う調理手法を用いながらも、身近で親しみやすい料理を體験していただきたい」と語る。ここだけの味を求めて、臺北から日帰りで訪れる客も多いとか。
撮影/Carter
撮影/Carter
◎徳昌羊肉
1944年の創業以來、代々の岡山っ子たちの胃袋を満たしてきた、岡山の羊料理を代表する老舗レストラン。4代目店主である許鼎濂さんは、大學一年生の頃より実家の店を手伝い始め、數々の失敗や修行を経て伝統の味をしっかりと受け継いでいる。「沙茶羊肉」は沙茶パウダーの獨特なナッツの香りが食慾をそそり、すぐにぺろりと食べられる。また、漢方で漬け込んだ羊肉のスペアリブも柔らかな肉質が人気の一品だ。數量限定なので、註文はお早めに!
撮影/Carter
◎龍記餡餅
豚肉の入った「餡餅」(シエンピン:臺灣風のおやき)は、岡山っ子におなじみの軽食だ。その場で皮をこね、具材を包み、鍋で揚げる當店の餡餅は、ジューシーでうまみたっぷりな具材と蔥の香りがたまらない。おやきの皮は表面がカラリ、中がモチモチの絕妙な揚げ加減で、ソースなしで十分美味しく、硬貨數枚で買えるお手頃さも嬉しい。
撮影/Carter
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